こんにちは。かり~です。
毎週火曜はやどかりに関する記事を投稿します。
やどかりは生まれたときから貝殻に入っているの?
そんな疑問を持ったみなさんにクイズ!
Q.やどかりは、どうやって貝がらを手に入れるでしょう
- 生まれた時から貝がらがついている
- 成長したあと、自分で貝がらを探す
- 貝がらを自分で作る
- 他のやどかりの貝がらを奪う
正解は・・・・・
2と4です!詳しくみていきましょう。
成長したあと、自分で貝がらを探す
生まれてしばらくは貝がらのない状態で過ごします。
小さい頃はエビのような形をしていて、脱皮をしながら大きくなります。
貝がらを得るまで生き残れるやどかりは一部で、それまでに魚に食べられてしまうことも多いようです。
脱皮を繰り返して小さなやどかりになると、貝がらを探し始めます。
自分に合いそうな大きさの貝がらを見つけたやどかりは、脚を使って貝がらの中まで調べます。
私たちがいい物件を見つけたときに内見をするのと一緒です。
内見が済んだら貝がらに潜り込みます。
やっと、みなさんが海岸で目にするやどかりの姿になりました。
一度貝がらに入っても、それで終わりではありません。
やどかりは脱皮を繰り返し、成長します。さらに大きい貝がらを求めて旅にでます。
他のやどかりの貝がらを奪う
小さなやどかりが、いきなり他のやどかりの貝がらを奪えるわけではありません。
しかし、ある程度大きくなってくると、他のやどかりの貝がらを奪うことがあるようです。
自分の貝がらを相手の貝がらにぶつけて驚かし、引っ張り出すことに成功すると奪えます。
必ず成功するわけではなく、途中であきらめてしまうことも。
やどかりが貝がらを奪う行為は「ラッピング」と呼ばれています。「ヤドカリ ラッピング」とかで調べると動画が出てくるので、興味のある人は見てみてください!
貝がらを奪う行為は、やどかりにとって必ずしも良いとは限りません。
奪おうとしているときに魚に襲われたり、相手が貝がらを明け渡さなかったりする可能性があるからです。
また、自分より小さなやどかりを襲うと、その貝がらが小さく、自分にぴったりでない可能性もあります。
奪った貝がらが気に入らず、結局もとの貝がらに戻ることもあるようです。
いかがでしたか?
やどかりは自分の住居を探して日々奮闘中です。
海岸でやどかりを見かけたら、その功績をたたえ、すごいねって声をかけましょう。
次回のやどかり記事は1/11(火)。テーマは「やどかりって何種類いるの?ペットにオススメの種類も紹介!」の予定です。お楽しみに!
かり~
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